2007/4/13
代理母ボランティアを公募へ
2007年4月12日に、諏訪マタニティークリニック(長野県下諏訪町)の根津八紘院長が、「代理母」を引き受けてくれるボランティア女性を公募すると発表しました。
代理母とは、何かしらの事情があり子供を産めない女性の代わりに、第3者(代理母)が、自分のおなか(赤ちゃんが育つ場所)を借すことです。夫の精子と妻の卵子、あるいは別の女性の卵子を受精させて、代理母に体外受精をします。
「代理出産」といわれるこの方法で、タレント向井亜紀さんと元プロレスラー高田延彦さん夫妻が双子の男児を授かっています。
代理母には危険が伴うこともあり、その費用に高額が必要になるケースが多いようです。原則として日本では代理出産を認めてなく、現状では高額な費用を払ってでも、海外へ代理母を求める場合がほとんどのようです。
*現在日本で代理出産を公表して行なっているのは、代理母ボランティアを公募した諏訪マタニティークリニックしかない
しかし今回の根津院長の「代理母のボランティア女性を公募する」というのは、決して費用面だけの話ではないのでしょう。赤ちゃんを望む人にとって「代理出産は最後の手段」と言われています。
今までは陰に隠れていたこの出産法が、向井亜紀さん夫婦の裁判で多くの人が注目しました。今後の「その可能性」を1つでも増やすための「新たなる試み」なのかもしれません。
これに対して、柳沢伯夫厚生労働相は「医者の立場だけでなく倫理の立場も含め(日本学術会議で)議論していただいている。そういう経緯を尊重していただきたい」と述べています。
また朝日新聞の見出しでも、「<代理出産>根津院長が暴走?」と書いてあるように、生殖補助医療の「あり方」を急ぎすぎる根津院長に戸惑いを隠せない専門家がいるのも事実のようです。
根津院長は、代理出産を依頼した女性ら4人と「代理出産」を認めるように政府や日本産科婦人科学会などに訴えましたが、早急な法整備が行なわれないと問題は何倍にも膨れ上がるかもしれません。
このニュースの動画が見れます(日テレNEWS24)
■母親が娘の代わりに孫の代理出産を試みる
■根津医師 代理母のボランティア女性を募集
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