10代の妊娠
2006年7月10日の朝日新聞で「性行為を経験する年齢が早まり、10代の妊娠中絶や性感染症も少なくない」と報告しています。
望まない妊娠
10代の妊娠の多くは、望んでいたものではありません。性行為の若年化で1番怖いことは、妊娠した後の知識を知らないまま「妊娠してしまう」ことです。つまり「妊娠したらどうしよう?」という思いよりも先に、簡単な気持ちで行動(セックス)してしまっているのです。
自分は妊娠しない
多くの10代の人たちは、避妊をしなくても「自分は簡単に妊娠しない」と思い込んでいるようです。そして「もし妊娠したら生もう」と、安易な気持ちで考えているケースが多いのです。
1歳半の息子を抱きながら、横浜市内の少女(18)は「好きだったから」と、元同級生との性体験を話す。
16歳で妊娠、17歳で出産。普段つけていたコンドームはその時手元になかった。彼は「おろして」と言ったが、産んだ。2人とも高校を中退。自分の両親と息子の4人で住み、夜ピザ屋で働く。彼も土木作業をし、将来一緒に住む資金をためている。
「『1年コンドーム使っていないけど、妊娠しないよ』と言っていた友達も、結局妊娠した。『自分は妊娠しない』と思い込み、エイズも関係ないと思う子が多い」
自分の出産後、同じ年の友達3人も子どもを産んだ。その一人が書く子育て日記を毎日インターネットで読む。「同世代のママが何しているか気になる。不安だからかな」
「うちの子に限って、と思った」と母(52)は打ち明ける。孫の世話のため、週5日働いていたのを2日にした。「早すぎる妊娠は、親も含め、周りに大きな影響を与える」と話す。
*引用個所終わり
妊娠は現実的な出来事
避妊をしない
「彼が避妊をしてくれない」という女性も多いようです。また彼に「避妊して」というと嫌われると思っている人もいます。しかし妊娠は現実的な出来事です。「もし妊娠したら?」と、その先のことを考える必要があります。
「出産する」ということはどういうことでしょうか?
「中絶する」ということはどういうことでしょうか?
あなたは・・
妊娠〜出産にどのくらいの費用がかかるか知っていますか?
赤ちゃんに、どのくらいの間隔で母乳を飲ませるか知っていますか?
仲間と遊ぶ時間がほとんど無くなることに耐えられますか?
子供が成人するまでに、一体どのくらいお金がかかるのでしょう?
中絶の手術や費用のことを知っていますか?
中絶がどれ程の痛みかを想像できますか?
中絶後には体が大きな負担を受けてしまうことを知っていますか?
一生忘れられないほどの辛い気持ちになることを知っていますか?
妊娠は一生の覚悟を持って
10代の妊娠(特に学生)は中絶した方がいいと、頭ごなしに決め付けて言う人もいます。しかし出産後に幸せな人生を送れるか、または苦しく辛い人生になるかは試してみなければわかりません。
ただはっきり言えることは、「妊娠は一生の覚悟を持って」臨まなければなりません。覚悟とは「赤ちゃんを生みたい」という気持ちの強さではなく、生まれた後の赤ちゃんを「幸せに育てていく」という意味です。
誰しも若いときは「わたしの人生なんだから」という言葉を使いますが、妊娠すればもうすでに自分1人の人生ではないのですから。