精神的な不妊 不妊治療
妊娠するために始めた不妊治療ですが、その不妊治療がさらに症状を悪化させてしまうケースもあります。
病院がストレス
妊婦を見たくない
病院の待合室では、妊婦さんと同じ席に座って診察を待つこともあります。また診察中にもカーテンの向こうでは妊婦さんと先生の話し声が聞こえる場合もあるでしょう。看護師や先生が患者の名前やカルテを間違えることも起こります。
このようなストレスを強く感じる場合は、早めに不妊外来に切り替えた方がいいでしょう。不妊外来の待合室では、隣り合う人がみんな同じ環境なので「私も頑張るぞ」という、プラス作用の安心感すら沸くこともあります。
治療費がストレス
体外受精や顕微授精などの高度な治療は1回50万前後と、高額な費用がかかってしまいます。またAIH(人工授精)、タイミング指導などでも、毎月の繰り返しにしてみれば家計にとって、とても負担がかかります。
後々になって「もうこんなに治療費を払ってしまった」とストレスをためないように、治療を始めるときにプランを立てることが必要でしょう。そして決して今までの治療が無駄だったとは思わないことです。
医師や看護師がストレス
医師や看護師の対応を我慢していると、気持ちよく「健診に行こう」という気持が薄れてしまいます。病院は治療をする場であり、ストレスが溜まってしまったら何をしに行ってるのか分かりません。
この場合はセカンドオピニオン(他の医師の診察を受けること)が、必要です。
通院がストレス
AIH(人工授精)やIVF(体外受精)のために遠くの専門機関に通っている人は、辛い治療の他にさらに通院するためのストレスを溜めてる可能性があります。
「赤ちゃんのためだから」と思っていた事が、「こんな苦労してまで」と、思うようになったら治療を休むことも必要かもしれません。
ステップダウンは決して遠回りではありません。長い不妊治療をやめたら「妊娠できた」、という報告が数多くあることも事実です。子供を作るためだけに結婚したわけではないですよね?2人の夫婦生活を楽しむことも大切だと思います。
義務的なセックス
タイミング法を取り入れてる多くの人が排卵日を意識しすぎています。もちろん意識する事は悪くはないのですが、ピンポイントで狙いすぎる傾向があるのです。
ただ排卵日に射精すればいいというタイミング法では、義務的なセックスになり夫婦ともにストレスを感じてしまいます。排卵日前後に回数を増やす事を考え、例えピンポイントでなくても夫婦双方でリラックスして臨むことが大切なのではないのでしょうか?
セックスレス
人工授精(AIH)や体外受精(IVF)を何度も繰り返している夫婦は、セックスレスに陥りやすい傾向があります。
ステップアップを踏んでいるから、「セックスしても妊娠する事はない」と、自らチャンスを放棄してしまっているのです。しかし体外受精、顕微授精を行う医療機関の患者さん・・・
その治療期間中に妊娠した人の75%は、タイミング法で妊娠してるというデータがあるそうです。 このデータはいかに妊娠が神秘的であるかを象徴しています。
可能性は少なくても、たった1匹の精子が卵子と出会えれば妊娠する可能性はあるのです。
情報で金縛り
不妊の知識を勉強しすぎると、「あたまでっかち」になってしまうことがあります。些細なことも「赤ちゃんのため」と気になってしまい、何をするのにも伸び伸びと楽しめなくなるのです。
最初の頃は我慢できても、治療期間が長くなると段々ストレスが蓄積されていきます。治療と不妊の知識が「妊娠しにくい」状況をつくりだしてしまったパターンです。
マニュアル通りに実行していけば、必ず妊娠できるわけではありません。自分が「ストレスがたまる」と思った事は、無理に実行する必要はないのです。何事も「程ほど」がリラックスにつながります。
不妊治療を休む
不妊治療に強いストレスを感じたら、少し充電期間が必要でしょう。登りつめていたステップアップを、逆にステップダウンすることを考えてみてください。
今まで気にしていた食生活が、少しくらい乱れたって構いません。高温期に思いっきり運動してみてはいかがですか?この際基礎体温すらつけない方がいいかもしれません。
夫婦生活を楽しむ
不妊治療を休むとなったら、いろいろと計画を立ててみましょう。こう思うだけでも楽しい気分になるかもしれません。心身ともにリフレッシュできる、旅行や温泉なんかが特にお勧めです。
セックスもお互いの感情が盛り上がったときにすればいいのですから、こんなに気分が楽な事はありません。
