こむら返り対処法

妊娠後期に、足が動かせなくなるほどの激痛が走るこむら返り。深夜の激痛を和らげる方法、動かない足の対処方法をわかりやすく説明します。

こむら返り=足がつる

こむら返りはふくらはぎが突然、ギュッとつかまれるように固くなって痺れるように痛みます。就寝中は痛みで目覚め、運動中では動けなくなるほどです。こむら返りが聞きなれなくても、足がつることは知っている人も多いでしょう。

こむら返りは妊娠に関係なくおこりますが、妊婦が悩まされる症状でも有名。特に妊娠後期に目立ちます。

こむらがえりの仕組み

こむら返りこむら返りは腓腹筋痙攣(ひふくきんけいれん)と呼ばれる、ふくらはぎの腓腹筋(ひふくきん)という筋肉が痙攣する症状です。普段使われない腓腹筋が緊張してかたくなり、そのまま解消されないので触ると固くて痛みがあります。

妊娠後期のこむら返りは、お腹が大きくなって体重を支える足にかかる負担が急増すること、限られた運動しかできず筋肉を動かす機会が減っていること、骨盤がずれて足の筋肉に負担がかかること、妊娠中の偏食でカルシウムや鉄分不足が続いていること、妊娠中の足の浮腫(むくみ)が解消されずに血行が悪くなっていることなど原因は沢山考えられます。

足に力を入れない

急にこむら返りになったら、足全体の力を抜いてリラックスしてください。力を入れると、ますます焦って痛みを感じがちです。でも、実際にこむら返りになると「どうにかしたい!」と足に力を入れてしまうことが多いのも事実。足に力を集中させず、手をギュッと握って気を紛らわせてみてください。

足を伸ばす

かたくなってしまったふくらはぎを動かすのは簡単ではありません。ゆっくりと焦らず、膝を伸ばします。動かしにくい筋肉を刺激するので痛みが増して、膝を伸ばすだけなのに時間がかかります。大きく息を吸って、ゆっくりはきながら膝を伸ばすのがコツ。

つま先をあげる

こむら返りつま先だけお腹のほうに上げて、かかとは下に伸ばすとふくらはぎの筋肉が縦に伸びます。普段なら筋肉が伸びて気持ちいいのに、こむら返り中はとても痛いです。でもゆっくりゆっくり伸ばして筋肉の硬直をほぐしてみましょう。無理に急いで動かすと逆効果、ゆっくり進めます。

つま先をあげたら、ふくらはぎの筋肉が伸びた状態をキープします。最初は痛いけれど、しばらく同じ姿勢をキープすると筋肉の緊張が和らぎはじめます。

こむら返りが治まったら

足を温める

筋肉のつりが治まったら、足全体を冷やさないように眠りましょう。特につま先や足首など末端は就寝中に冷えやすいので注意。血行をよくして、こむら返りを繰り返さないよう心がけます。

蒸しタオルを患部に当ててもらうとラクになる人もいます。こむら返りが癖になっている人は、冷えやすい季節は靴下をはいたり湯たんぽを入れて眠るのもおすすめです。

すっかり目が覚めてしまったら、のんびり足浴もリラックス効果大。深夜なので準備が面倒なときは、簡単にシャワーを膝下にあてるだけでもスッキリします。

足首をまわす

こむら返りが治まってすぐに、ふくらはぎの筋肉を使うのは避けたいです。膝下の血行をよくするイメージで、ゆっくり足首を回してみましょう。もしも痛みが残っているときは無理をしないでください。

お腹が楽な姿勢になる

こむら返りの痛さでお腹に力が入っていませんか?お腹に力が入ったままだと、赤ちゃんは困ってしまいます。痛みが治まったら、妊娠中の体をいたわって楽な姿勢になってください。おなかをさすってリラックスしましょう。




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