妊娠中に気をつけてほしいアロマ

妊娠中のアロマテラピーやアロママッサージ、ハーブティーで気をつけてほしい精油の特徴と理由を、わかりやすく説明します。普段からアロマが好きな人は、妊娠中の精油選びの参考にしてください。

クラリセージ

クラリセージクラリセージは女性ホルモンのバランスを整えて月経不順や更年期症状など、女性特有のトラブルを緩和させる効果が期待できます。出産では分娩を促進して、お産の痛みを抑えるとも考えられています。

妊娠中は出産時以外では、クラリセージが子宮収縮を引き起こすことが心配です。リラックスして集中力がそがれる人もいるので、運転するときも控えてほしい精油です。

産後の育児に不安が溜まったり、パニックになったときはクラリセージのフルーティーな香りが心を落ち着かせることもあります。クラリセージが好きな妊婦さんは、産後のリラックスアイテムにしてください。

レモングラス

レモングラスはハーブティーでもおなじみです。レモンといっても細長くて1m以上ある葉です。香りがレモンに似ていて甘みのある爽やかな香りが好まれています。トムヤンクンやカレーにも使用されるます。

レモングラスは肌への刺激が強いので、敏感肌になりやすい妊娠中は要注意です。子宮収縮から流産や出血も心配されるので、もしもハーブティーを飲むときは量に気をつけてほしい精油です。

アンジェリカ

アンジェリカはスパイシーでオリエンタルな香りで、ヨーロッパでは昔から薬草として知られています。天使(エンジェル)がその効能を教えてくれたという言い伝えから、アンジェリカと呼ばれるようになったそうです。そのためアンジェリカは神聖な植物とみなされています。

アンジェリカは精神を安定させて、疲労や不安な気持ちを払拭する効果や、抵抗力を高めて風邪症状や喘息症状を軽快させる効果が期待されています。ところが刺激が強いので、妊娠中の女性には使用できない精油です。

ペパーミント

ペパーミントは、口内をサッパリさせる効果が期待できるのでマウスウオッシュや歯磨き粉にもよく使用されています。つわりで口内がネバネバするときも、ペパーミント系の爽快な香りを好む妊婦さんがいます。

ペパーミントは大量に摂取すると、体が冷えやすくなったり子宮収縮を引きおこすことも懸念されます。産後の授乳でも母乳分泌を抑えてしまう可能性があります。水のようにペパーミントティーを飲んだり日常的に大量摂取することが控えてください。

ラズベリーリーフ

ラズベリーリーフは、安産のハーブティーでも有名です。陣痛を和らげて子宮を柔軟にする効果を期待して、臨月におすすめされています。でも妊娠初期は子宮も未発達なので、逆に刺激を与えすぎて危険です。

ラズベリーリーフは、妊娠初期は避けてほしい精油です。子宮と赤ちゃんがお産に向けて成長する臨月に飲むハーブティーだと考えたほうが安心です。

ラベンダー

ラベンダーも女性に人気の高い香りです。緊張やストレスによるイライラ、不安を和らげて穏やかにリラックスできる香りです。

妊娠前は月経痛の痛みを和らげる効果も期待できましたが、妊娠中は女性ホルモンであるエストロゲンの分泌異常も報告されていて、安全性が確立できる情報が不十分なので、妊婦は使用を控えてほしいです。

ミルラ

ミルラは没薬(もつやく)とも呼ばれる3~5m程度の低木で、白い花をつけます。葉には香りがあります。精油は樹脂から抽出され「奇跡の香料」と呼ばれるほどです。じゃこうに似た香りです。

ミルラの歴史は古く、イエス・キリストが誕生したときに贈られた3つの祝い品の1つだったことでも有名です。防腐効果の高さからミイラを作るときにも活用されたそうです。妊娠中は使用量に十分な注意が必要なので控えてほしい精油です。

カモミールジャーマン

カモミールにも種類がありますが、カモミールジャーマンは日本では「カミツレ」と呼ばれて肌荒れや切り傷の治療にも使用されています。妊娠初期はカモミールの子宮収縮作用が効きすぎて、未発達な子宮に刺激を与えることが心配されています。妊娠初期の使用は控えてください。

ただしカモミールのなかでもカモミールローマンは妊娠中の注意事項もなく、イライラや不安解消に役立ちます。カモミールについての判断がわからないときは、種類をチェックしてください。

シダーウッド

シダーウッドはヒノキ科で、頭皮のフケや脱毛を予防する効果からヘアトニックなど男性用化粧品にも活用されています。

消毒としてニキビ治療にも効果的で、海外では気管支炎の治療にも使われたことがあるそうです。でも妊娠中と授乳中は安全性が確立されていないので、頻繁な使用は控えてください。

妊娠中の禁忌が多すぎる

妊娠実際は、上記で紹介した精油のほかにもガルバナム・クローブ・サイプレス・フェンネルなども妊娠中は控えてほしい種類です。もっと身近に聞く種類では料理の香辛料でも有名なオレガノ・バジル・セージ・ローズマリーなども控えてほしい香りです。

このように妊娠中に気をつけたいアロマはたくさんあります。あまり気にしていると大変なのも本音です。ほんの少し香りを嗅いだだけで、危険なわけではありません。使用量や頻度を見直すことが大切です。

妊娠中は体も肌も、妊娠前よりも過敏になっているので精油やハーブティーを楽しむときは、ラベルの注意事項をしっかり読んでください。わからないときは、販売先に確認すると安心です。

おすすめはマタニティ専用

妊娠中もあすすめのアロマやハーブティーは、マタニティ専用のブレンド商品です。マタニティ専門のお店や通販でも探してみてください。




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