妊娠3ヶ月/赤ちゃんの成長
Baby(CRL) 13〜16mm→35〜50mm
身長 5〜8cmまで成長
体重 15〜25g
胎齢 42→69日
赤ちゃんは可愛らしい人間の形になり、胎芽から胎児と呼ばれるようになります。胴体や手足が発達して2頭身から3頭身になり、胎児の形態形成が急ピッチで行なわれます。(器官形成期)
胎盤の完成が最終段階に入り、赤ちゃんの身長は11週の終わりごろには、5〜8cmまで大きくなりました。(イチゴ1個ぐらい)
CRL(頭殿長)と身長
掲示板のよくある質問で「妊娠週に比べて赤ちゃんの身長が小さい」という書き込みをよく見かけます。しかし多くの場合は、赤ちゃんのCRL(頭殿長)と身長を一緒に考えてしまっているようです。
CRL(頭殿長)とは、赤ちゃんの頭骨のてっぺんからお尻の突出部の中点までの長さのことで、身長とは違います。(足の長さが入っていない)
また一般向けの多くの参考書では、CRLに比べて身長を少し大きく書きすぎている傾向があるようです。以下にそれらを記載しておきますが、この頃の赤ちゃんの大きさは、身長よりも「CRL」が重要だと考えてください。
たまひよ妊娠大百科
【妊娠11週】CRL/約4.5cm 身長/約9cm 体重/約20g
はじめての妊娠&出産
【妊娠10週】身長/約9cm 体重/約30g
いちばんわかりやすい妊娠と出産
身長/8〜9cm 体重/20〜30g
ラングマン人体発生学第9版
【9〜12週*】CRL/5〜8cm 体重/10〜45g (*12週は妊娠4ヶ月)
シアーズ博士夫妻のマタニティブック
【妊娠9週】CRL/4cm弱 体重/約14g
はじめての妊娠・出産安心マタニティブック
【妊娠11週6日】CRL/5cm〜6.1cm 体重/13g
妊娠3ヶ月の赤ちゃん
胎児と呼ばれるようになり、見た目も2頭身から3頭身に人間らしくなります。妊婦検診のときに超音波エコーで、すっかり成長した我が子に愛おしさを感じる人が多いでしょう。
赤ちゃんの皮膚は透明に近く、血管や内臓器官が透けて見えます。赤ちゃんが成長するイメージとしては、透明な「おたまじゃくし」が手足を生やしていく感じに近いかもしれません。
それまでふさがっていた、鼻や口、耳などに穴が開いて、徐々に完成に近づいていきます。外陰部が発達して男の子か女の子か区別がつくようになります。(ママが性別を確認できるのはずっと後の妊娠中期を過ぎるころ)
赤ちゃんは1日に1mmか、それよりもう少しの大きさで成長します。骨や筋肉もこの時期にしっかりと成長して、出産後の新生児の体に近づいていきます。赤ちゃんの成長速度はこの妊娠3ヶ月がピークとなります。
歯(歯茎の中の芽)や指の爪も生え始める時期なので、食生活でカルシウム不足に気をつけてください。赤ちゃんの口と鼻が分離することで、羊水を飲むことが出来るようになり、また腎臓の発達でおしっこをするようになります。
胎盤の完成が近づくと共に、今まで栄養を補給していた卵黄嚢が必要なくなります。(小さくなった卵黄嚢はその場に留まり、出産後の後産で排出される)
赤ちゃんは妊娠8週ころから動き始め、10週を過ぎる頃には超音波でその動きが確認できるかもしれません。(ママが胎動として感じるのは、もう少し先のこと)
また内面的な機能も充実していき、赤ちゃんの原始作用と呼ばれる反射神経がこの時期から備わっていきます。赤ちゃんの皮膚はとても敏感で、触れると反射的にすぐに体を動かすといいます。
超音波写真
右の写真は妊娠8週と2日の超音波写真です。 頭と胴、手や足の区別もはっきりしてきました。妊娠8週になると手足の指も互いにくっついていたものが指の形に分かれ、目にはまぶた、耳には耳たぶ、口には唇ができ、鼻はたかくなり鼻の穴もできます。この頃にはもう皮膚感覚が生じるといわれています。 |
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この写真の赤ちゃんの大きさは18ミリですが、横にある卵黄嚢よりもはるかに大きく成長しています。卵黄嚢が赤ちゃんの頭の上にあると天使の輪のように見えることから、エンジェルリングと呼ばれることもあるようです。 2Dの超音波は3Dの超音波よりも、赤ちゃんの内面的な構造がよく観察できます。それに対して3Dは赤ちゃんの表面的な観察に優れているといわれています。 | ![]() |
最近ではリアルタイムで赤ちゃんを見れる「4D超音波」も登場しています。赤ちゃんが元気に動く妊娠中期以降には、4Dによるエコー診断も人気が出ているようです。
こちら↓のHPでは4Dのサンプルを公開しています。
超音波診断について
超音波は一定方向にまっすぐ進み、物に当たると跳ね返る性質があります。これを利用して「経膣プローブ」と呼ばれる器具を子宮に向けて超音波を出し、赤ちゃんに当たって跳ね返ってきたものを画像化しています。
超音波は骨などかたい物に当たると白く写り、羊水などの液体は黒、筋肉などの中間のものはグレーに写るため、赤ちゃんの内臓や骨の様子がよくわかるのです。
3D超音波で映し出される赤ちゃんは、表面だけの2次元から奥行きを加えたものなので、立体的でよりリアルな画像となります。正面からの情報だけではなく、より多くの超音波を赤ちゃんに当てることで可能となります。


